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ココロマチ大学に学ぶ「デジタル一眼レフでいい写真を撮るための基礎知識(入門編)」

ココロマチのココロココ&カメラ担当の佐藤です。社内大学として定期的に講座やワークショップ、フィールドワークなど、様々な取り組みを行うココロマチ大学。

8月5日(水)には、日ごろお仕事で撮影をお願いしているプロカメラマンの藤原さんにお越しいただき、社員向けに「カメラ講座(入門編)」を行っていただきました!

普段のお仕事で、写真を取り扱うことの多いココロマチ。改めて、プロから基礎知識を解説ししていただき、写真の「深さ」や撮影のエッセンスを学ぶことができたと思います。
※写歴10年のワタクシ佐藤も非常に勉強になりました!

今回は、そんなココロマチ大学の内容から、読者の皆さんもすぐに活かせるデジタル一眼レフ(通称:デジイチ)の基礎知識をご紹介します!



カメラ選びは「画素数」ではなく「センサーサイズ」に着目せよ!

家電量販店やカメラショップ等のデジタルカメラの性能表示で「~万画素」という画素数が必ず表示されているのを見たことがあると思います。

「あ、画素数が多いと、その分写真の品質も良くなるんだ!」と思いこんでいる人も多いかもしれませんが、実は、「画素数が大きい=高品質な写真」が撮れるとは限りません。

大事な着目ポイントは、「センサーサイズ」と呼ばれるものです。

「センサーサイズ」とは、カメラに入ってきた光の情報をパソコンなどで読み取れるようにするもののサイズのことで、デジタルカメラの最も大事な役割を果たしていますす。

35mmフルサイズ > APS-C > 3/4型 > 1型 > 2/3型 > 1/1.7型 > 1/2.3型>(iPhone)

という大きさがあります。

「センサーサイズ」が大きいと、

・写真の解像度が向上し、細かい描写が可能になる
・背景ボケのボケ味がきれいになる
・高感度撮影に強くなる


といったメリットがある一方、

・カメラやレンズが大きくなり、重くなる
・カメラやレンズの価格が高額になる


といったデメリットもでてきます。

最近では、画素数が大きすぎるとかえって写真の品質が低下するという議論もあって、綺麗な写真を撮るためのカメラは、なるべく「センサーサイズ」が多きいものを購入・使用するのがベストです。

※初心者の方は、APS-Cサイズがちょうど良いかもしれません。



2.「プログラムオート」は使うべからず

デジイチには、色んなボタンや機能があって初心者の方だと何が何だかさっぱり分からないものが多いと思います。

でも、「自動で楽に撮影できるから」という理由で「プログラムオート」で撮影してはいけません!せっかくのデジイチの強みや機能が活かされません。

プログラムオートは楽に撮影はできますが、一方で撮影者の意図が反映されずらいというリスクがあります。撮影者の意図を反映させ、良い写真を取るには、カメラ任せの撮影ではなく、撮影者の撮りたいイメージをある程度セッティングする必要があります。

デジイチには、撮影モードのダイアルがついており、大きく「P、T(メーカーによってはS)、A、M」という4つのモードがあります。

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この中で、初心者の方にオススメなのは、「Avモード(絞り優先オート)」と呼ばれる「絞り」を基準にシャッタースピードや露出を決める撮影方法です。プログラムオートを使わずに、初心者の方が上手く撮れて、上達もしやすいのは「Avモード」が写真業界の共通認識です。

例えばですが、「絞り(f)値」をいじると、写真もこのように変わります。

f4.5で撮影
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※被写界深度が浅く、ボケがきれいになります。絞り値の値を小さくすること(f2.8やf4)で、ボケ味をきれいに出すことができます。

f22で撮影
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※被写界深度が深く、手前から奥までをちゃんと撮影することができます。絞り値を大きくすること(f16やf22)で、全体をしっかり表現できます。絞りを深くすることを絞りを「絞りこむ」と言います。

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このように、絞りを調整することで、表現が広がります。まずは、試しに色々撮ってみてください。



3.「露出補正」でイメージする明るさを表現しよう!

また、デジイチにはぜひ活用したい機能があります。

それは、「露出補正」です!

「露出補正」とは、カメラが決めた適正露出から露出を変えて、写真を明るくしたり暗くしたりすることです。カメラが決めた露出が、必ずしも撮影者が意図する明るさの写真になるとは限らないので、撮影者がイメージする明るさに調整することを指します。

実際の「露出補正」の違いをまとめてみると下図のような感じになります。

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全然違いますよね!補正を+(プラス)にすれば明るくなりますが、その分、光を取りこむ量が増えるので、シャッタースピードが遅くなります。一方、-(マイナス)にすると光を取りこむ量が減る分、シャッタースピードは早くなります。明るいトーンで撮りたい場合はプラス補正、暗いトーンで撮りたい場合はマイナス補正をかけてみると、写真の雰囲気は大きく変わります。

「露出補正」を使うと、表現の幅が広がるので、ぜひ活用したい機能です。



プログラムオートでの撮影は楽で良いのですが、デジイチの強みや特長を生かせなくなってしまいます。せっかくデジイチを使うなら、表現の幅を広げる撮影にチャレンジしてみましょう!

デジタル一眼の基礎知識、いかがでしたでしょうか。デジイチには面白い機能がたくさんあります!納得のいく写真を撮って、充実したデジイチライフを送りましょう!

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