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遠野の馬たち

こんにちは。営業部3年目の浅井です。

スタッフブログやココロココの中でも度々登場している、当社とは何かと縁の深い岩手県遠野市。

・・・と言いつつ、私自身はこれまで行ったことがなかったのですが、先日とあるきっかけで初訪問。今回はそのお話を少し。

そのきっかけというのが、「馬」。遠野で馬搬(ばはん)の見学ができると聞いて、もともと馬(競馬)好きの私は是非に!と参加させてもらいました。

そういえば、もうすぐ日本ダービーですね(余談)。

 

はじめに見せてもらったのが、最近遠野にやってきたのだという「寒立馬(かんだちめ)」の馬たち。寒立馬というのは、本来は青森の尻屋崎(下北半島の端っこ)で放牧されている馬のことで、極寒の冬にも耐えられるどっしりした体格が特徴。かつては農用馬として重用されていた歴史をもち、青森県の天然記念物にも指定されているのですが、今回そちらで居場所がなくなってしまった仔たちを引き取られたのだそう。

訪れたのはまだ雪深い3月上旬でした

 

伺った日はたまたまとても天気が良かったので、放牧されている馬たちも太陽の暖かさに包まれてのんびりムード。普段見る競走馬のサラブレッドとは違い、馬体もだいぶ大きいのですが、気性はおっとりしていて人懐こくて、とにかくとってもかわいい!

「だれか来たぞ?」と興味津々のシバくん。

 

いびきをかいて爆睡中。。。

 

ここで放牧されているのはだいたい1歳くらいの仔たちばかりでしたが、ゆくゆくは馬搬で活躍してくれるように、これから徐々に訓練をしていくのだということでした。

お食事中、お邪魔いたしました。

 

さて、その後はいよいよ馬搬の見学へ。

文字通り「馬力」を借りて、山の中から木材を運び出していく、伝統的な林業の手法です。機械を使ったり工事を伴う方法に比べ、馬は小回りが利くので、山のありのままの自然環境を壊さずに間伐等を行うことができるのだそう。

まずは山の中をのぼっていきます

 

もちろん大きな丸太を一度に何本も引っ張っていく馬もすごいのですが、何より1トン近くあろうかという馬を意の通りに動かす「馬方」さんがすごい。馬方さんの少しの所作や声を馬は注意深く聞いていて、その指示通りに動きます。きっと、馬と人との間で信頼関係あってこそ、なんですよね。

間引きで切り倒してある丸太を次々に運んでいきます

 

馬のかしこさもさることながら、プロフェッショナルな馬方さんの仕事ぶりに感動でした。

元ばんえい競馬のサムキンことサムライキング。
イケメンです(笑)

 

失礼ながら、正直なところ、現代でもこんなふうに馬と人とがリアルな生活の中で共存しながら暮らしているというのは知りませんでした。見学しながら色々なお話を聞かせてもらって、昔ながらの知恵のすごさと、それを忘れてしまってきた私たちに気づかされ、本当の意味で「豊かな」暮らしってなんだろう・・と考えさせられました。

 

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