株式会社ココロマチ > インフォメーション > スタッフブログ > ご当地モノによる地域プロモーション

information

ご当地モノによる地域プロモーション

こんにちは。制作担当の鳴瀬です。

 近年、「ご当地(B級)グルメ」、「ご当地キャラクター(ゆるキャラ)」、「ご当地アイドル」、「ご当地ヒーロー」などが全国的なブームになっています。一般に、「ご当地モノ」による「地域プロモーション」は、地域の「中の人」が観光や産業を地域外の人にアピールし、最終的には街や組織の振興につなげることを目的で行われているものかと思います。

弊社サービス「itot」では、主に生活者の視点から、webサイトからの情報発信という形で「地域のプロモーション」を行っています。手法も目的も少し違いますが、「地域の魅力を伝えたい」、という思いは共通でありますし、見習わなければならない点も多いと思っています。そこで、今回は「ご当地モノ」による「地域プロモーション」について少し考えてみたいと思います。

「ご当地モノ」による「地域プロモーション」は、「言葉」で地域の名産、特産や文化、観光名所などをアピールするのではなく、「グルメ」や「キャラクター」などを活用し五感に直接訴えかけるものというのが最大の特徴といえるでしょう。さらにストーリー性や話題性を持たせることで、マスコミや口コミを活用し、効率的かつ低予算で宣伝効果を上げられる可能性が高いことも魅力となっています。

「ご当地グルメ」「ご当地キャラクター」で街おこしに成功した例として、静岡県の富士宮、滋賀県の彦根について紹介します。

「ご当地グルメ」ブームの火つけ役といえる「富士宮やきそば」。話題を作りマスコミに報道してもらい、広告という形ではなく知名度を上げるメディア戦略、「富士宮やきそば」の定義や製法を明確にしブランドの品質を維持、他の地域団体と連携してB1グランプリを開催などの取り組みが行われています。

第二回B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」in富士宮(2007年6月開催)

現在は多くの人が「富士宮やきそば」を目的に街に訪れるようになっています。

「ご当地キャラクター」ブームの火つけ役の一つとなったのは彦根市の「ひこにゃん」。話題を作りマスコミに報道してもらうことで広告という形ではなく知名度を上げるメディア戦略(意図的ではないものの、裁判の騒動も結果的に露出増に)、デザイン利用料を取らずに申請・許諾のみでグッズ販売を可能にしたこと(現在は有料)、他の自治体・地域団体を招き「キグルミさみっと」を開催し、「ご当地キャラクター」の聖地化を図ってきたこと、などの取り組みは「ご当地キャラクター」による街おこしの成功例・モデルとして知られています。

ゆるキャラまつり in 彦根 ~キグるミさみっと2009~(2009年10月開催)

ゆるキャラまつり in 彦根 ~キグるミさみっと2009~(2009年10月開催)

現在は多くの人が「ひこにゃん」に会うことを目的に彦根城に訪れるようになっています。

彦根城天守前広場登場の「ひこにゃん」

彦根城天守前広場登場の「ひこにゃん」



「富士宮やきそば」「ひこにゃん」などの成功以降、さらに多くの街・団体が「ご当地グルメ」「ご当地キャラクター」をツールとして街おこしを行っており、程度の差はありますが、それぞれが地域の魅力として定着しています。

多様な街の魅力を、特定の「ご当地グルメ」や「ご当地キャラクター」でくくってしまうのはステレオタイプすぎではないか、という意見もありますが、何もしなければ人々の心に残らなかったかもしれない街が、「ご当地グルメ」や「ご当地キャラクター」の力で人々の心に残るようになるのであれば、それだけでも存在意義はあるのではないかと、私は思います。

このページの先頭へ